2014年1月24日金曜日

英国風窓掃除。

イギリスでフラットに入居する際に契約書を読むと、「1ヶ月に一度は窓掃除をすること。」と明記されていた。我が家は、Ground floorなので、この契約書通りにひと月に1度窓の外側を掃除するのも何の問題もない。
しかし、日本以上に1st floor以上の窓は拭き掃除がしにくい構造になっていることが多いイギリスのたてもの。どうやって窓掃除するんだろう?と思っていました。

そんな中、先日お散歩してたら、なんだか頭の上に長い棒が伸びてきて、水がポタポタ。
何なんだろう??と上を見上げ、様子をしばらく観察していたら、、、、



こんな感じで、長い棒の先にモップを付けて窓掃除がされていました。
この写真にうつっている窓掃除マシーンは、せいぜい2nd floorくらいまでしかとどかない程度の長さですが、先日バスに乗っていると、4th か 5th floorくらいまでとどきそうな窓ふきマシーンで窓ふきしてる様子が見えました。が、ここまでの長さになると、窓ふきしてる人もかなり力が必要な感じでした。

あまり高層の建物がないロンドン。ロープにぶら下がって窓ふきするよりは、こちらのやり方の方が危なくないし、効率的なのかもしれませんね。

2014年1月23日木曜日

英国豚のロースト。

日本では、「国産○○」って食べ物のラベルに表示すると喜んで買う人が増えますよね。
そして、北海道では、我が家はとにかく道産ブタが安くて美味しい!!!と、特売などがあると、よく買っておりました。

イギリスも、いくらEUのメンバーだといっても、そこは島国根性なのか、宣伝文句として「英国産」という表示がユニオンジャックとともにどどーんと書いてあります。そして、イギリス人って英国産好きなんだぁ。。。と先日豚肉の塊を購入した時に実感しました。

スーパーのチラシに"イギリス産ブタのショルダー塊が半額!1キロあたりたったの£2.99。是非、ローストにしてみてください!!"と書いてあったので、スーパーに探しに行くと、同じように豚肉売り場で塊肉を探しているおばさんが数名。

「大きすぎず、小さすぎずのちょうどいい大きさの塊肉ってないわね〜。」

などとおばちゃん的な会話をしながら物色し、私がお目当ての安売り肉を探しあてて、売り場を離れようとしたところ、

「あら、ちょうどいいの見つかったの?どんなの??」

と聞かれたため、

「いやぁ、これ、半額みたいですよ〜。美味しそうだし、ローストにでもしようかと思って。。。。」

とおばさんに答えると、もう1人のおばさんも私たちの会話に参加。

「うわぁあ!イギリス産の豚肉がこんなに安いの!!!私、ブリテッシュポーク大好きなのよ。あなた、とってもよいブリテッシュポークのセールスマンになれるわね♪♪ありがとう。」

となんだか驚喜してイギリス産豚の塊肉を購入されていきました。
さて、実際のお味の方ですが、これがなかなか美味しかったです。
ローストのしかたは非常にシンプル。塩をふって、水分を奇麗にふきとった後に、190度に余熱したオーブンで30分。その後、170度に温度を下げてさらに1時間焼きました。


真ん中をがっつり切るとジュワーっと肉汁が。。。
柔らかくて、しっとりしてて、食べやすいお肉だったため、ちょっと食べ過ぎてしまいました(^^)v


2014年1月21日火曜日

新しい野菜に挑戦:フェンネル

ロンドンのスーパーの野菜売り場には、日本では見た事のない野菜が沢山ならんでます。
そして、見た事のない野菜は、どう料理したらいいかよくわからないので、なかなか手が出せません。そんな時、スーパーに置いてあるレシピは、新しい野菜を試すきかっけになります。

さて、先日は、フェンネルという野菜を試してみました。
見た感じは、セロリの根っこ(??)みたいな感じ。


フェンネルといえば、アロマのエッセンシャルオイルでも使われるので、結構匂いがキツいのかと思ったら、案外、匂いはマイルド。

これを千切りにしてサラダにしてみました。
レシピはこちら。。。

材料
  • フェンネル 1個
  • レモンの絞り汁 1個分
  • クリームフレイシュ 大さじ2
  • 粒マスタード 大さじ2

フェンネル1個を千切りにして、残りの材料を混ぜるだけ〜。
クリームフレイシュの代わりにマヨネーズやサワークリームでも美味しいと思います。



さっぱりした味で、こってりした料理の付け合わせにちょうどいいと思います。
夫曰く「これ、野菜自体の味、全然しないやん!」とのことでしたが、ほのかに野菜の味わいもあると思うのだけどなぁ。ただ、セロリと同じような食感で、味は薄いかも。


2014年1月20日月曜日

英国保育園でのお勉強:お城とドラゴンとお姫様!

娘の保育園で、1月と2月のテーマは、

"Castle, dragon, prince and princess"

とのこと。そして、教室の窓には、いろんなお城やドラゴンのイラストや、ディズニーのお姫様たちの絵が描いてあるとともに、英国のウィリアム王子とキャサリン妃の写真が貼ってあり、日本の保育園と皇室の関係性とはちょっと違う空気を感じました。

さて、このお城とドラゴンとプリンス&プリンセスってどういう関係なのかと思ったら、このお話を軸にしてアクティビティを行うということのようでした。



1960年代のヒット曲、Puff, the Magic Dragon(邦題:パフ)の歌詞に沿って2000年代に出版された絵本です。私自身は、この曲自体は何度も聞いたことがあったけれど、歌詞の内容などは全然知りませんでした。

さて、歌詞などはネットで調べればそこら中の落ちているので、ここでは省略。ただ、英語の勉強ついでにと思って知らない単語を調べてみると、結構面白い英単語が使われていたので、ここにメモっておきます。


  1. frolicked (動詞 frolicの過去形): to play and move around in a lively, happy way
  2. rascal: (humorous) a person, especially a child or man, who shows a lack of respect for other people and enjoys playing tricks on them
  3. sealing wax: a type of wax that melts quickly when it is heated and becomes hard quickly when it cools, used in the past for SEALING letters, etc.
  4. perched (動詞 perchの過去形): (informal) to sit or to make somebody sit on something, especially on the edge of it
  5. ceased (動詞 ceaseの過去形): (formal) to stop happening or existing; to stop something from happening or existing
  6. sorrow: (rather formal) a feeling of great sadness because something very bad has happened
  7. scale: (OF FISH/REPTILE) any of the thin plates of hard material that cover the skin of many fish and reptiles 
(出典: Oxford Advanced Learner's Dictionary 8th edition)


ここで、へぇぇ、と思ったのが"scale"という単語。計りとかの意味が一般的だと思いますが、この歌詞では、ドラゴンの鱗を意味しています。そして、それ以外にも、歯石やそして湯垢もscaleと言うのだそうです。ロンドンは、水が硬水のため、お風呂場にも、そしてヤカンにも湯垢が沢山つきます。この湯垢を見る度にscaleという単語を思い出し、鱗と歯石を連想しています。



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2014年1月19日日曜日

イギリスの8〜12ヶ月健診

息子が8ヶ月になった日、家にNHS(イギリスの健康保険)から一通のお手紙が届きました。

内容は、、、、

This is to remind you that Mr Licht ***** is due a 8 - 12 month Developmental Check.
This review is usually carried at the clinic so please could you telephone us on the above number to arrange an appointment.

とのことで、8〜12ヶ月健診をクリニックでするから、その予約をしてくださいね〜。って、担当のHealth Visiting Teamの方からのお知らせでした。
日本だと、「何月何日に○ヶ月健診をするから来てください。」ってお手紙が来てたんですが、こちらは、なんとも、健診に4ヶ月も幅があるって、日本とは違う多らかさ。

さて、そして年末も差し迫った12月30日。日本では、もう御用納めも終わってる日にクリニックに電話したところ、ちゃんと受付の方はお仕事されていて、無事2週間後の予約が完了!

予約したクリニックに行き窓口で名前を言うと、5分ほど待たされて担当のヘルスビジターの方が呼びに来てくれました。そして、娘のために大きめのおもちゃまで出して頂いた後に健診開始。

健診の内容は、

  • 体重と頭囲と慎重の測定。
  • 股関節と背骨の発達の確認。
  • 首の座り具合とお座りできるかどうかの確認。
  • 小さいものを掴めるかどうかの確認。
  • 名前を呼ばれて反応するかどうかの確認。
でした。ちなみに胸囲の測定はナシ。そして、小さいものをつかめるかどうかという事で、レーズンを子供の前に置いて、興味を持って食べるかどうかをチェックするんです。日本ではそんな検査はされた覚えもないし、何よりも8ヶ月の子供の干しぶどうとかあげないですよね。一方で、ヘルスビジターの方は、
「この月齢での発達の指標として、このレーズンを掴んで口に持って行くっていうのは、特に重要なんです。目がちゃんと見えていて、その情報をもとにとても細かい手の動きをコントロール出来るってことですからね。」
とおっしゃっていました。ほぉぉ〜。そうなんだぁ。
第一子と第二子を別の国で子育てすると、色々発見があります。

他には、息子にとっては、イギリスでの初めての健康診断だったため、出生時の身長、体重、頭囲、妊娠期間を聞かれました。日本では3歳児健診の時でさえ聞かれる「出生時の異常の有無。帝王切開か自然分娩か?」については一切質問なし。出生児の体重も、日本だと無駄に有効数字4桁ですが、こちらは有効数字は2桁(笑)。胸囲も測定なし。

そして、最後に聞かれたのが、
「生まれて直ぐに、血液をちょっととって、検査したかしら?メタボリズムの検査。うーん、大抵の国では検査されると思うんだけど。」
と言われて、私の頭に?がいっぱい。

結局、先天性代謝異常症 Inborn error of metabolism の検査をしたかどうかという話だったみたい。ふと、そういえば、代謝異常の検査ならされたなぁ。と思って、母子手帳の代謝異常の検査結果に書いてある個別の病名の英語と共通っぽい単語「フェニルケトン、メープルシロップ、ホモシスチン、ガラクトース、クレチン」をそのまま読み上げたら、

「あぁ、それそれ。その話をしてたの。あ、ちゃんと検査されてますね。じゃ、これ、コピーとっておいてもいいですか?記録として。」

とのことで、カルテのようなものに、日本語で記載されてるこの検査結果のコピーが貼付けられていました。でも、誰が読むんだあれ。日本語できるお医者さんいるのかしら??

この健診が終わるとブックスタートとといって、子供向けの絵本が2冊と、親向けに絵本の大切さが書かれたブックレットが1冊、そして本をいれる袋が一つプレゼントされました。ここは、日本の健診と似ていますね。

ちなみに、札幌でもらった母子手帳にはワクチンの記録のところは英語で記載されていますが、出生時の記録の欄などは日本語のみです。できたら、そのあたりも英語併記にされていると便利だし、逆に、外国人用の英語版母子手帳の作成コストが削減できて一石二鳥なのになぁ。。。とちょっと思いました。


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2014年1月18日土曜日

週末の昼ご飯:あんかけ炒飯

土曜日の昼は、お父さんもいることだし、いつもよりもちょっとだけ手間のかかるお昼ご飯を作ってみんなでパクパク食べることが多い我が家。先日は、ちょっと変わった炒飯が食べたいねぇ〜。って話になってあんかけチャーハンを作ってみました。基本的には、焼き飯なので残り物をポンポン入れた感じではありますが、、、

材料
  • ご飯 お茶碗3杯分くらい
  • 溶き卵 2個分
  • ネギ 1本(みじん切り)
  • サラダ油、塩 適量
  • アスパラガス 1束
  • ベーコン 5枚
  • 白菜 5枚
  • マッシュルーム 3個
  • 白ワイン 大匙1
  • オイスターソース 大匙2
  • 醤油 大匙1
  • 鶏ガラスープ 300cc
  • 水溶き片栗粉 大匙5
作り方は、ご飯に卵とネギを事前に混ぜた後に、フライパンで炒めてチャーハンにする。
別の鍋で、他の材料を煮て、最後に水で溶いた片栗粉でとろみをつけてあんにして、チャーハンにかける。



こちらの塩がたっぷりのベーコンを使ったので、塩を入れなくても、塩辛いくらいになってしまいました。アスパラガスの緑をもう少し鮮やかにしておくと、もっと綺麗だったかもしれません。

2014年1月17日金曜日

英国大学院:突然の休講

1ヶ月弱のクリスマス休暇が終わり、今週から大学院の授業が再開しています。
再開しているハズなんですが、、、
今週の授業に行こうと学校に行き、珍しく休暇中で時間もあったので授業が始まる前に授業で話になるであろう範囲の予習もだいたい終わって、さぁ、お昼ご飯行く前に、追加情報がないか見てみるか。と、授業情報が乗っているウェブサイトを見てみると、、、

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Class Cancelled Today

I am very sorry but I need to cancel the class today as we have had a burglary and I must wait for the police.
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とのメッセージが。。。。授業開始時間の3時間ほど前に流されていました。
burglaryとは、侵入盗のこと。
ロンドンは、基本的には治安が良い都市だと言われていますが、空き巣などの被害は結構多いようです。

さて、せっかく来たしどうしたものかと思いながら、構内をウロウロ。
同じく休講を知らずに来たクラスメイトもチラホラ。
そして、休講の知らせを聞いて、「えぇぇ、せっかく来たのに!!」と残念がる声とともに、「やったぁ!!!」との喜びの声も。。。。なんだか、本当に学部生に戻った気分でした(笑)

結局、クラスメイトを誘って3人で1時間ほどコーヒーを飲んでダベッて、しばし学生気分を味わってきました。たぶん、子供のいない時に友達とお茶するのは、イギリスに来て初めてだったかも。とはいえ、そんな時間も束の間。帰りは、チャイナタウンで安い米買って、狙ってた子供服の安売りで可愛い服GET。大量の荷物を背負った母ちゃんとなって帰宅したんですけどね。でも、いつもとはちょっと違う時間が過ごせて、それはそれで楽しかったです。さて、補講とかはどうなるのやら???


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