2013年11月22日金曜日

英国ビザ申請手続き7 アピールの手続き

←英国ビザ申請手続き6 アピールすべきか、再申請すべきか、、、

Tier5 のdependent visa申請を却下された私たち。アピール手続きをすることにしました。
スムーズにアピール手続きをするためには、イギリスのJusticeのページからオンラインで必要事項を記入した後、オンラインで支払いを行った上で、書庫書類とオンライン申請で記入したものを同じ書類を郵送もしくはFax送信する必要があります。

ビザの却下決定の通知と一緒に送られてきたアピールについての情報は、
↓ここを見てね↓

というなんとも素っ気ないリンクのみ。
実際はここから、Tribunal >> Immigration and Asylumと進んだあとにSubmit onlineに進むとこのページに行き着きます。

ここで、まずはオンライン申請を行うのですが、ビザ申請の時と同じく、アピールを行う主体はあくまでも各個人であるため、私と子ども達3人分の申請書を完成させなければなりません。しかも、ビザ申請のオンライン申請は、オンライン申請フォームを1週間程度保存しておけるのですが、アピールのオンライン申請はログインが48時間なければ消えてしまいます。それに、ビザの申請と違い、アピールの場合は、自分の申請が正しいものだったことを主張せねばならないので、それぞれMain applicantとの関係など私、娘、息子それぞれについて少しづつ文章を変更する必要があってそれもまた一苦労でした。

私たちの場合は、アピールのオンライン申請の準備をしている間に、夫の職場から私たち家族のビザ手続きは大丈夫かという確認を頂きました。そして、私たちもこれ幸いと、私が作成したアピールの書類と、提出する証拠書類の確認を夫の職場のビザ担当者にしてもらうことにしました。しかしまぁ、夫の職場のビザ担当者に確認してもらうのも一苦労。私がアピールの主体として書類を当然書いていたのですが、当初は、

「アピールは、すでにUKに居住しているMain applicantの夫が主体として書類を作成せねばならない。」

とか訳のわからないアドバイスをビザ担当者との間に入ってくれた事務担当の方がしてくださいました。このアドバイスが間違いであることを説明するのに一苦労。。。。結局、やっぱり、アピールをする主体は、ビザ申請を却下された各人であることを事務担当も認識してくれて、その後、ビザ担当の人にも確認してもらいました。

ビザ担当者から頂いたアドバイスとしては、数カ所の英語の直しとともに、

  1. 確かに私たちがビザ申請時に出した預貯金の証明は、ビザ申請にあたっての要件を満たしているので、アピール申請すればビザ却下の決定はおそらく覆るだろうということ。
  2. ただし、ビザ申請時は、銀行通帳の明細部分については、英語訳をつけていないようだが、マニラの大使館や、日本のVHSが何と言おうが、銀行通帳の明細部分についての英語訳はつけた方がよい。

ということでした。
一応、アピールの手続きの準備にあたり、日本VHSのコールセンターに再度、電話したのですが、そこでは、マニラ大使館の通達により、日本からのTier5ビザ申請には通帳明細部分の英語翻訳は省略できると言っていたのですが。

とにかく、通帳の明細書部分の翻訳が必要だということで、大急ぎで以前通帳の表紙部分の翻訳をお願いした翻訳会社に明細書部分の翻訳を追加し、メールにて翻訳書類をPDFにして送って欲しいとお願いしました。そしたら、明細書部分だけの翻訳はできず、翻訳証明を出すからには、表紙部分と明細書部分の両方の翻訳を再度せねばならんし、PDFで送付するのにも追加料金を頂きます。とのこと。急ぎでいたのでお願いしましたが、余計な出費が。。。。

この英語翻訳書類を含めて以下の書類を証拠書類として準備しました。
  1. Main applicantである夫の銀行口座の明細(ビザ申請時に提出したものとともに、最新の通帳明細とその英訳)
  2. Main applicant である夫のVisaとPassportのコピー
  3. Main applicantとdependentが家族であることを証明するための戸籍謄本

書類完成後は、支払い。家族3名、書面によるアピールを申請するのに1人£80。合計£240.00をお支払い。で、クレジットカード払いができるというから、はじめは私のカードで支払いしたのに、上手く行かず。仕方がないので、夫のイギリスでつくったデビットカードで支払うと上手く行きました。イギリスのオンラインでの支払いは、時々日本のクレジットカードは拒否されるのでホントに困ったもんです。

さて、準備が整ったところで、日本からイギリスに郵便なんかで送ると、またいつイギリスに到着するか分からないので、まずはFAX送信を試みました。が、、、記載されているFax番号に電話しても、ずーーーっと話中でつながりません。

ということで作戦変更。
書類を全部スキャンして電子ファイルとして夫のところにメールで送信。
夫がロンドンでプリントアウトして、ロンドンからアピールの郵便を受け付けているレセスター宛に郵便を送ってもらうことにしました。

夫が郵便局に行って、「アピールの申請書類を送りたい」というと、翌日に絶対に郵便が宛先に到着することが保証されるという特急便を奨められ、それを利用したらちゃんと翌日には到着しました。

この時点で、6月上旬。ビザ取得の要件もちゃんと満たしているという話だし、どんなに遅くても8月にはなんとかビザは間に合うとこの時は信じていましたが、甘かったのです。。。

つづく


英国ビザ申請手続き8 とにかく遅いアピール手続き→



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なお、ここに記載されている情報は、2013年5月から6月頃の我が家のケースです。そして、イギリスのVisaに関わる法律等は、とても頻繁に改正されているようです。最終的なビザ手続きに必要な条件や書類等は、ご自身でUK Boader Agencyのホームページ等でよくご確認ください。

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